さて、完全自由化された低圧電力ですが、新電力の値引きプランに注目が集まりますが、地元の一般電力さんもその影響で良いプランが沢山出てきているのをご存知でしたか?
昨年12月からスマートメーターに交換された低圧の我が自宅ですが、地元の電力会社の使用量・料金閲覧サイトに登録していましたので、どういう状況かサイトを覗いていました。
ログインすると、まず現在の使用状況や料金が表示されます。
我が家は従量電灯Bプランの40Aで、10月は316kwh使って8,206円でした。
以前はその確認だけのサイトでしたが、ここで、右上に料金シュミレーションというボタンが有るので押してみます。
ここで「ぴったりプランをシュミレーション」というボタンが現れますが、重要なのはここにある注意書きです。
「※過去1年間におけるスマートメーターにて計測された30分単位のご使用量にて試算いたします。」とあります。
これは月一回の計測ではなく、30分ごとの我が家のデマンドデータがすでに蓄積されているという事実を示します。
ですから、使用のピークが平日か週末か?昼か夜か?いつころ電力需要が有るかを診断できることになります。
次のページで「試算する」ボタンを押すと、少し時間がかかりますが試算が始まります。
「ぴったりプラン結果表示」というボタンが出たら押してみます。
すると「よりそう+ナイト&ホリデー」だと-3,521円安くなるという結果になりました。
他にも安くなったり高くなったりする試算結果が出ています。
要はこのプランですと、基本料金はほとんど変りなく、従量料金を平日昼間を高くして休日夜間を安くしたプランならば我が家にとって有利という結果です。どちらかというと、単身世帯の若い人向けプランでしょうね?
我が家には夜更かしが二人いますからそのような結果になったのでしょう。
結果の詳細へというボタンを押すと、細かな計算根拠表が見れますが、我が家は4月から10月で試算しています。
デマンドデータの蓄積が4月からだったのですね?「スマートメーターにて計測された実績が1年未満です。」とちゃんと注意書きが有りました。
ということは半年で3500円ですから、年間で7000円近く下がるプランかもしれません。
しかも電話で確認すると、1年間はプラン変更は出来ませんが、解約違約金や2~3年縛りなどは無さそうです。
サイトからも申し込めますし、申込書を電話で取り寄せることも出来ます。
電力自由化だから必ず新電力にすべし!ということでもないような気がします。
あとは、早くスマートメータが普及して、サイト登録者が毎年選べるようにしたらいいですね?
さらにさらに、30分デマンドデータを取得できて(ダウンロード出来て)、新電力各社に見積依頼できれば完璧ですね?
ここで、自分は思いました。
1年間データが蓄積されたらプランを変更してみよう!
が今回の結論です。